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□平成18年度基本方針
会長 中平 信康
自己を研き、そして変革せよ
『一番生き残るのは、強い種でもなければ、賢い種でもない。
“変化に対応することのできる種である”』
─ダーウインの進化論より─

 自由化と規制緩和により多業種に亘って大手や外国資本の参入が相次ぎ、また急速なIT化の流れの中、我々を取り巻く経済環境はめまぐるしく激変しています。時代の変化に対応できない旧態依然とした企業は淘汰され、さらに一瞬の判断を誤れば市場からも抹消されかねないような厳しい時代となりました。しかし、“世のため人のため社会に貢献する企業人であれ”という青年部の高い理念のもと、我々自社企業は永遠に存続しなければなりません。そのためには会員それぞれが自社の置かれている現状を十分に理解し、時代の変化に対応できる体質を作り上げることが大切です。地域の経済的発展の支えとなるべく次代の先導者としての責任を自覚し、また経営者としての資質向上のためより一層の研鑽をしていく必要があります。
─自己を研き、そして変革せよ─三原YEGは今年一年これをスローガンにし、すべての会員がより一層成長できるようなYEG活動を行っていきたいと考えています。

 
□委員会事業計画
○まちづくり委員会
委員長 山下 秀晴
担当副会長 石井 克昭

 広域合併後1年が経過しました。今後のまちづくりを考える上で、合併した地域間の連携を図ることが必要不可欠であるといえます。
 そうした中、昨年度当委員会では、「市内及び域内流通をたかめ地域内事業所・商店での購買向上を図るとともに人・物の地域間交流の促進による地域経済の活性化を図る」ことを目的とした「地域通貨」発行について検討をしてまいりましたが、諸事情により発行までにはいたりませんでした。
 そこで、今年度のまちづくり委員会では、地域間の交流促進を目的に、本郷・久井・大和商工会の青年部との交流深め、今後連携を強化し広域的なまちづくり促進できるよう、その基盤整備に取組んでまいります。
 具体的には、各商工会青年部との懇談会、各地域で催されるお祭り・イベントなどへの参画を通じ、人的交流を深め、今後取組む事業について創出していきたいと思っております。
 皆様からのご協力ご助言をよろしくお願いいたします。

 
○経営力向上委員会
委員長 田中 真
担当副会長 吉岡 誠治

昨年より活動をはじめた「経営力向上委員会」ですが、さまざまな活動を行いたいと思いながら、充分な委員会にならなかったことを反省し、今年度(平成18年度)の委員会開催の前に、委員会メンバーに「アンケート」をとってみたいと思います。
 知りたいことや、やってみたいことは、メンバーそれぞれ違うと思います。
もちろん、テーマは『自分の仕事(商い)をさらに発展させ、三原の街の活性化に貢献してゆく』というものですが、このテーマに外れない範囲で、自由闊達な委員会にしたいと考えております。
昨年度の当委員会の運営上の反省も含め、より活発で、メンバーの皆様と共に、「経営力向上に効く」委員会にして参りたいと思います。

 
○会員ネットワーク委員会
委員長 勝村 憲明
担当副会長 大東 弘典

 中央では景気回復が進み、東京の地価も上昇し、多くの大企業では好調な業績を上げているようです。しかし、地方では景気回復の実感を持てないのが実情です。
 私たちの住むまちも、駅前の天満屋の撤退など雇用状況も厳しく景気回復には程遠いのが実情のようです。この様な状況の中で会員の企業が元気であり続けるためには、各会員の企業が時代の変化や消費者のニーズを的確に把握し、顧客満足を考えるだけでなくそれを実践してゆく必要があります。
 そのためには、会員個々の情報や能力を持ち寄りお互いに切磋琢磨し、会員のスキルをより一層高めてゆく必要があります。そこで、本年度会員ネットワーク委員会では、会員相互の交流を通してネットワークの強化を図り、各委員会活動の情報交換や会員個々の資質の向上にお役に立てるよう、会員の皆様に楽しく参加できる懇親会などを企画してまいります。会員の皆様の参加及びご協力を御願い申し上げます。

 
□過去の基本方針
三原商工会議所 青年部会 Young Entrepreneurs Group