会員の声

もの凄く緩そうな、しかも事業に直結できそうな団体での活動

㈲大坪 大坪俊彦 [2013.09.10]

 私がYEGに入会したのは、三原に戻って10年の歳月が経とうとしていた昨年11月のことでした。思えば大学入学と同時に三原を出て、人生の半分以上は外の空気を吸って生きてきたことになります。
  10年間の外資系化粧品会社勤務、ダイビングショップの再建を任された3年間と、モラトリアム期間の1年を経て三原に戻った訳ですが、右も左もわからない浦島太郎状態で、縦にも横にも繋がりがない状態でした。しかも外に出て行って交流したり活動する余裕は全くなく、ただひたすら自社の再建とシステム構築、日々の営業に明け暮れる毎日でした。
ようやく余裕のできてきたときにふと考えてみると、地元にほとんど繋がりがなく、ブレーンもいないことに気付き、これではいけないと思い始めました。しかしながら、元来拘束されたり、人から誘われたりするのが嫌いな性質で、やってみたい活動や入ってみたいと思える団体もありませんでした。
  そんな中、もの凄く緩そうな、しかも事業に直結できそうで、年齢的にもちょうど良い団体を見つけました。それが商工会議所青年部会「YEG」でした。
  入ってみると想像どおり「緩~い」団体でした。自分の興味があることだけ、行きたい時に自分のスケジュールに合わせて行けばよく、面倒な縛りもありませんでした。本当にやりやすく、溶け込みやすい環境で、あっという間に馴染め、様々な活動に首を突っ込んでみたくなりました。
  ただ、緩い団体だからこそなのかもしれませんが、実際の活動状況は、各委員会や例会の出席率も悪く、出欠の連絡さえも返事がない会員も多くいらっしゃいます。
  私は性格的に、やり始めたことは一生懸命やり抜きたいほうですので、今のままでは良くないと考えています。黒ヤギさんや白ヤギさんでも、手紙をもらえば返事を書きます。 人として最低限、連絡があれば返事をし、入会した以上可能な限りいろいろなことに参加していただけるような団体になってもらいたいと思っています。
  私自身のYEGでの残された期間は1年余り、入会が遅かったので実質たった2年余りの在籍期間です。この限られた時間で、できるだけ今後のYEGのために、そして何より自分や自社の向上・発展のために頑張っていきます。
  入会を考えられている皆さん、伸び伸び気楽に取り組める団体です。何かを与えてもらおうというような人任せではなく、自分達で考えて、自分達で作っていける団体です。最低限の人としてのルールを守って、飲んで、笑って、考えて、そしてまた飲んで、一緒に何かをやり遂げてみませんか!

「企業展」を終えて。~歩みと課題~

藤井木材㈲ 専務 山崎 等 [2013.07.10]

 5月25日・26日、「第22回さつき祭り」が天候に恵まれて、無事に終わりました。
  青年部会「商売繁盛でまちづくり」委員会主催で開催した「企業展・商売繁盛でまちづくり」(以下「企業展」)は、建設部会・運輸車両部会・工業委員会の共催ならびにさつき祭り実行委員会のご協力を頂き、多くの来場者で賑わい、盛会に開催することができました
  企業展は今年で第6回になりますが、第1回開催時に「三原の活性化・まちづくりには会員の自社の商売繁盛を目指す」という目的で、青年部会員のみを対象に開催しましたが、8社の出展で小規模な企業展でした。第3回からは、商工会議所会員に募集範囲を広げ、出展数の拡大を図りましたが思うようには伸びず、知り合いの企業を訪れたりしましたが「メリットが無い」・「費用がかかるなら無理」と協力を頂けず苦労しました。第5回からは、様々な方々のご支援・ご協力により出展数も増え、第6回の今年は16社の出展を頂き企業展の規模を拡大する事ができました。
  また、前回(第5回)より企業展の出展企業の連携を深める企画として「スタンプラリー」を開催しおりますが、今年は更に公開抽選会をプラスした「Wチャンススタンプラリー」を開催したところ、多くの来場者で賑わう企業展となり、「個の企業展」から連携性のある「一体感のある企業展」に変化しつつあるものになってきました。
  今後の課題としては、まだまだ認知度の低い企業展を「魅力のある企業展」にする事が最大の課題ですが、現状に満足する事なく、新しい企画などを考えながらもっと企業やお客様に注目される企業展になるように育てていきたいと思います。
  次年度も引き続き開催を予定していますので、是非とも自社のPRを企業展で行い、「商売繁のきっかけの場」として活用してください。

今年度のYEGの活動で売り上げアップ?!

竹野八百屋 竹野 芳幸 [2013.03.10]

この一年間の三原YEGの活動は、情報発信について大変良い勉強になりました。「ソーシャルメディアの利活用を模索する」というメディアPR委員会活動で「facebook」について学び、また、販促コミュニケーション力委員会の活動では、紙媒体の新たな可能性を探り「販促コミュニケーションをデザインする」として発行された情報チラシ「サンリバー」には、広告を掲載することにしました。
掲載にあたり、まず竹野八百屋の「facebookページ」を先行して設置しました。この「facebookページ」には、「本日仕入れたおすすめの品」を写真撮影して日々掲載して紹介するようにし、今では100名前後の方に見て頂けるようになりました。
また、原稿作成にあたっては、「三原の西条柿」や「柑橘の種類」をお客様に知って頂くようにするため、デザインを工夫することにしたのですが、私はイラストが描けないため、メンバーの力を借りて素敵なイラストが出来上がり掲載することができました。
委員会では、編集を行う際にも、様々なメンバーから掲載内容についてアドバイスもらい、かなり良い出来の広告に仕上がったのではないかと満足しています。そして、自社のイメージのアップに繋がったと感じていますし、ひいては売り上げにも良い影響を与えるものと期待しています。
来年度も様々な委員会活動がありますので、是非皆様の一緒に青年部会活動をしてみませんか!?

こんな時代だからこそという気概で活動を!

株式会社 八天堂 本部長 石岡大輔 [2012.11.10]

私は「三原さつき祭り」で実行委員長を務めておられた地元の先輩よりお声がけを頂き、約半年前より三原商工会議所青年部会(以下:YEG)に参画させていただいております。
率直に申し上げますと、YEG自体を把握していなかった私は、堅苦しい会合をイメージしておりましたので、初めて参加させていただいた会合は随分と緊張したものです。しかしながら実際に足を運んでみますと、先輩方は笑顔で奇策に私を受け入れて下さり、YEGとは様々な情報共有をしながら自社の発展を考える場でもありながらも、楽しく学びつつ力を併せて人や地域や元気にしていこう。という想いを持った方々の集いだと理解できました。
いくつかある委員会活動の中で私は「メディアPR委員会」に所属をさせていただき、年齢や性別をも超えた様々な異業種の方との交流はもちろん、魅せ方、伝え方等の知識やスキルも楽しくレベルアップする、有意義な時間を過ごさせて頂いております。
少子高齢化、円高に加え、ワーキングプア等など今の日本経済はまさに混沌とし先行き暗い話題がつきませんが、外的要因も含めできない理由を重ねて逃げたり、ごまかしたりする事はいつでもできます。

  事を成すは逆境にあり、事を破るは順境にあり。

 「こんな時代だからこそ」。この「こそ」という気概で共に、明るい社会を創造していければと考えておりますし、そのような活動に興味がある皆様の参画を心よりお待ちしております。
  何卒よろしくお願い申し上げます。

地元「三原」の特色や魅力が良くなるような活動を

㈱イズタコンサルタント 代表取締役 泉田 義博[2012.09.10]

私が地元「三原」に帰ってきて、早いもので7年が過ぎようとしています。この原稿を書くために数えてみたのですが、あっという間でびっくりです。
私は、仕事柄社内でパソコンの前に座っていることがほとんどで、なかなか外で活動ができていなかったのですが、とある先輩から「三原商工会議所の青年部会に入会しないか?」とのお誘いをいただきました。青年部会で、色々なことが学べるのではないかと思い、今年4月に入会させていただきました。
人の輪を広げていくこと、そこで自分が成長していけること、そして三原の街を盛り上げていくことなど、地元に根ざした商工会議所青年部会だからこそ、色々な人と語り合えるのではないかと思いました。
現在の日本、とりわけ地方の街というのは、元気がなくなってきています。これまでのやり方とは別のそれぞれの街独自のやり方をしていかなければ、現状維持どころか、発展は望めないのではないかと思います。
青年部会を通して、地元「三原」の特色や魅力が、さらに良くなるようなことをみんなで考えて活動していきたいと思います。まだ、入会してなかなか参加できていませんが、これからもよろしくお願いいたします。

「楽得委員会」と私の変化

㈱かねしょう 黒川 有紀子[2012.05.10]

YEGに入会してまもなく4年が過ぎます。あの頃は、先代の社長である父が亡くなり、とにかく一生懸命レストランを運営している状態。気がつけば縦にも横にもつながりが無く、暗中模索な毎日でした。
配属された委員会は「楽して得する委員会」で「???」という気持ちでしたが、なにしろ浪花節根性論を持つ傾向がある私は、楽して得なことがあるわけない!と反発に似た気持ちを持ったのも正直なところです。
しかし、半疑心を持って出席をしてみると「楽」ではなく「楽しくて得する委員会」なのです。異業種の皆さんに囲まれての委員会では、SWOT分析で、かねしょうを取り上げて頂き、目からうろこが落ちる気がしました。そして、今後の経営について、自分の中の整理がつき、迷いが無くなりました。
毎回行われるTTW(問題解決手法)では、3分間でテーマに沿って、9つの発想をまとめ、それぞれが発表します。視点が違うと内容も異なり、自分に落とし込んで再考するのも楽しいものです。短時間で行いますが、考えをまとめるとても良いトレーニングになっています。まさに「楽しく」アイデアをいただいて「得」をする委員会なのです。ぜひ、わが「楽して得する委員会」に参加なさいませんか!

ゾッとしますね。もし入っていなかったとしたら・・・

㈲備後レポート社 編集長 中本 憲司[2012.03.10]

【事務局】青年部に入会したきっかけは?
【中 本】知り合いの会社員Kさんと一緒に訪問したH社長さんと3人で「どうやったら儲かるか」みたいな話をしていた時、初対面のH社長から唐突に「青年部会入りなよ」と言われたことですね。4、5年前でしょうか。
【事務局】お住まいも勤務先も尾道ですよね?
【中 本】出身は三原で、三原にも多くのお客様がおられますので、上司を説得し、三原商工会議所の特別会員となり、青年部会の入会資格を得て入会、という流れでした。よく考えれば前述のKさんも青年部会員。巧妙な出来レース?だったようです。
【事務局】(苦笑)これまでの活動スタンスや、その中で得られたものは?
【中 本】他の会社の経営者や幹部の本音を聞けたり、会社が成長する方法や問題の解決策を一緒に考えたり、トラブル解決のためのコミュニケーションを実践的に学んだり、うなりながら経営理念を作ったり。自分は経営者ではないので「勤務理念」でしたが。刺激的な委員会活動に恵まれ今日に至っております。今年度は委員長を仰せつかり、悩みつつ前向きに進んでいます。進んでいる、つもりです。得られたものは人脈はもちろん企画力、提案やコミュニケーション力、段取り力に新しいITツールへの挑戦・・・。これからまだまだ増えていきます。「入会していなかったら」と考えるとゾッとしますね。
【事務局】中本さんにとって青年部会とは―。
【中 本】自社をいかに強い会社にするか、会員が一緒に考え、試行錯誤を繰り返しつつ成長し、1人でも多く雇用して1円でも多く給料を支払う。将来を見据え今できることに全力を尽くす。結果まちづくりに貢献できる、そんな会社が1社でも多く増え、三原が活性化する。そういった三原を目指す会、これが今の実感です。
【事務局】ありがとうございました―。

―という架空対談で、自分なりに青年部会の活動をご紹介させていただきました。皆さまもぜひ!

WEBも現実世界も。YEGでネットワークを繋ぎましょう!

天羽パソコン・インターネット事務所 代表 天羽 一敏[2011.11.10]

三原YEGに「メディアPR委員会」というグループがあります。メディアの活用、情報発信を通じて事業や地域を発展させようという会ですが、「メディア」とは実に様々です。テレビ、ラジオ、新聞などのマスメディア、この商工みはらのような業界紙、タウン紙、ケーブルTVなど地域のメディア。その他書籍、広告、看板、DVD、CDなどもメディアです。
そして近年台頭してきているのがご存知、インターネットを使ったWEBメディア。中でも「ソーシャルメディア」と呼ばれ、グループやコミュニティを作って交流する仕組みが勢いを増しています。当委員会では現在、このソーシャルメディアに注目し、twitterやfacebookを皆で体験し、そこからどんな世界が広がるのか、事業や地域にどう活かして行けるかを模索しています。
ところでソーシャルメディアはなぜこんなに勢いを増しているのでしょうか?大きな要因として、ネット上で完結するコミュニケーションだけで満足せず、「人と会って話す」「本当の自分を隠さない」「現実世界で人脈をつくる」ということを志向する人々が増えてきたと言われています。三原でこうした目的で活動するなら、ソーシャルメディアに劣らず、YEG参加はとても良い方法だと思います。
私も日々YEGで多くの人に助けられ、人と会って話す、仲良くなる、人脈をつくる、そういった事の大切さ重要さを、心底実感させていただいています。
「YEGアカウント」いつでも作れます。気軽に「ログイン」してみてください。お待ちしております。

伝わりますように・・・

ハンコ卸売センター三原店 鹿林 和浩[2011.09.10]

2年前、青年部会(YEG)に入会し、以来様々な経験をさせていただきました。今回寄稿するにあたって、この2年間で何か変わったか?何を得ることができたか?と考えてみたところ、真っ先に思い当たったのが「夫婦喧嘩の回数が減った」ということでした。
ではなぜ減ったのか?それは、わたしが最も苦手としていた「相手の話を聞く」という簡単そうで難しかったことができるようになったからです。ではなぜ人の話が聞けるようになったのか?それは、昨年所属していた「メディエーション委員会」と、現在所属している「コミュニケーション力向上委員会」での経験によるものなのです。
ある時は『アクシデント発生―果たせ!説明責任会社』という議題のもと、会社社長として謝罪会見を経験したり、またある時は『経営も演劇だ』~演劇を通じてコミュニケーションを考える~という議題のもと、クレーム処理の場面を演じてみたりと、普段できない経験をさせていただき、そこで得たことを身近である家庭内で実施というサイクルというマネジメントを実施した、と言ったら大げさですが、とても上手くはまりました。
そんなわたしが現在取り組んでいることは、自分の気持ちをいかに上手に相手に伝えることができるか?です。YEGに入会後、様々な業種の先輩方とお話させていただくことで、普段見えない気付きやアドバイスをもらい、一緒に飲食を共にすることで、興味深い話を聞くことができました。会話の中に様々なヒントがあり、答えがあります。そして何より楽しいです。
わたしの気持ちが伝わり、ちょっと覗いてみようか・・・と思われたら、ぜひ参加してください。新しい発見が必ずあるはずです。

『商工会議所青年部会は、大人になってからの仲間づくり』

アクサ生命保険㈱三原営業所 松村健悟[2011.07.10]

私が、青年部会に入会させて頂き、今年で3年目になります。入会にきっかけは日々の仕事の中、会社と自宅を行き返りするのみの生活から自分で何か学びたいと想っていた時、異業種交流の場で、仕事にとってプラスになれば良いな程度の軽い考えで入会しました。
でも、実際に例会や委員会、各種行事に参加してみると、多業種のメンバー同士が一生懸命に理解しあい、共に考え、意見を出し合い、良い所は更に伸ばすべき、悪い点は改善すべきと、はっきり伝える。その姿勢に感銘を受け、どんどん青年部会活動にハマっていきました。
今年は、今までずっと所属してた『楽して得して委員会』で委員長をさせて頂く事になり、参加されるメンバー(メンバー以外も大歓迎です。)にとって、楽しくそして得をする委員会にしていきたいと思っています。
最後に、私にとって商工会議所青年部は、大人になってからの仲間づくり!の出来る最良の環境だと思います。大人になってからは、仲間と何かをやり遂げるという機会は自ら求めていかないと手に入らないと思います。
三原商工会議所青年部会では、楽して得して委員以外にも自分に対する『気付き』を得られる機会が沢山あります。
自分を変えたい。三原の為に何かしたいと思っている方は、是非一緒に青年部会でやってみませんか?心よりお待ちしております。

『出会い』 

㈲よしなが 吉永周平[2011.05.10]

私が三原YEGに入会したきっかけは、『他業種の方との人脈を広げたい』と思っていた時に、先輩から話を聞いて入会しようと決めました。
入会して1年、人脈を広げたいという希望は、あっという間に叶いました。まず先輩方との出会いです。1年を通して色々な委員会に顔出して行く度に、様々な業種の方々がおられ、その先輩方と話す機会がどんどん増えていきました。先輩と仲良くなると、一緒に食べに行ったり飲みに行ったり連れて行ってもらうようになり、行ったお店の方や、その場にいた先輩の知り合いの方を紹介してもらったりと、三原YEG以外にも多くの出会いがありました。
次に待っていた出会いは他のYEGの方との出会いです。昨年の『三原YEG10周年記念式典』などもあり、他のYEGからもたくさんの方が三原に来て下さいました。そこでも色々な方と仲良くなり、私の人脈は市外、県外へと広がりました。
入会前には、こんなに多くの人と出会えるとは思っておらず、1年経った今、三原YEGに入会して本当に良かったなと思っています。今年は、新たに発足する『メディアPR委員会』で活動させてもらうのですが、活動の中でツィッターやFacebookなどにも実践していく予定です。そういったメディアを通した新たな出会いは県外はもちろん、国外にまで広がるかもしれません。もし、他業種の方との出会いや、情報交換の機会など興味のある方はぜひ参加してみませんか?

「モチベーションを高めるために」

三陽環境管理(株)角張吉昭[2011.03.10]

私が青年部会(YEG)に入会したきっかけはお世話になっている方からお誘いがあったからです。
そんな理由でしたのでYEGがどんな活動をしているのかなんて全く知りませんでした。
私は「まちづくり委員会」に所属と言うことになったのですが他の委員会にも参加は自由でしたのでとりあえずいろんな委員会に顔を出して活動内容の偵察から始めました。
そんな状態からスタートしたYEG活動ですが気が付けば2年が過ぎようとしています。
充実した時間は早く感じてしまうものですが、この2年は本当にあっと言う間でした。
様々な業種の方と出会い、三原市内に留まらず他市の方々や他県の方々までも交流を持つことが出来ました。この交流を通していつも感じることがあります。皆さんが自社の発展と向上、その先には自分の街や日本を良くして行こうと必死で頑張っていると言うことです。先輩方はもちろんのこと私よりも若い方達もです。こんな環境にいると自分ももっと頑張らなければならないと改めて考えさせられます。
私はこのまま行けば父の会社のあとを継いで経営者になって行くと思います。どんなに厳しい経営環境にあっても会社を維持し発展させていくことが大事だと考えています。いつも高い意識を持っていないといけないとは思うのですが・・・。ずっとは続きません。
そんな時にこのYEG活動がモチベーションを高めるために非常に良い場所なのです。
YEGは決して堅苦しいばっかりの会ではありません。お酒を飲みながらの委員会と言うこともあります。時には真面目に、時には楽しくメリハリをつけて活動しています。
私と一緒に「モチベーションを高めるために」YEGに参加してみてはいかがでしょうか?
今とは違った世界が見えてくるかもわかりませんよ。

まぁえっとのことはないけぇ

㈲三原ホンダ自動車 宇佐伸次[2010.11.10]

「あぁ、宇佐君、今度、三原商工会議所の青年部会に入会してよ!」
「え!青年部会?先輩、青年部会に入会されているんですか?」
「うん、50歳までなんよ、例会も2ヶ月に1回じゃし、委員会も月に1回位よ、まぁえっとのことはないけぇ」

「はぁ・・・」
「じゃぁ、よろしく」
「・・・・・・」

数年前、ある先輩から電話をもらいました。何歳まで青年??などと思いつつ、気軽な気持ちで・・・いつの間にか・・・青年部会(YEG)に入会させていただきました。こんな調子ですからYEGがどんな活動をしているか、どんな人が入会しているのか、ほとんど理解していませんでした。事務局から例会、委員会の案内をいただいても、しばらくは、あまり興味が持てず参加していませんでした。

しかし、入会したからには、一度は参加しなくてはいけないと思い、委員会に出席しました。そこに出席している方々は多種多様、いろいろな会社のいろいろな立場の方で、個性的で魅力あふれる人ばかりでした。多業種のメンバーが集まって交わされる会話は興味深く、時間の都合がつけば委員会に参加するようになりました。
何回か委員会に参加していると、私にも発表の機会がめぐってきました。見る人が見ると分かっちゃうもんです。
気軽な気持ちで・・・いつの間にか・・・入会した私が、今では委員長という役をいただいています。入会当初から考えるとえらい変わりようです。何もせずに立ち止まったままだと、何も変わらない毎日の繰り返しです。何かを変えたいと思っている人は「まぁえっとのことはないけぇ」YEGに参加してみてください。

『できることと言えば』

イノセント バウズ・バー 樋口 幸生[2010.09.10]

昨年の11月に入会して以来、委員会に何回か出席させていただきました。
右も左も判らなく、とりあえず全ての委員会に出席してみようかなと.....
私ごとですが、子供時分から協調性とか委員会というものに縁がなく、ちょっと気恥ずかしい感じさえ憶えていたのですが、出席してみると、内容はともかく、会員は多業種にわたり、当たり前ですがいろんな方がおられて、うまが合いそうな人もおられれば、そうでない人もおられ、しかし、何かの縁があり、青年部会に入会し、委員会に出席してこそ知り合いになれたのだと思います。
2年前から飲食業をしていますが、みなさんも業種に関係なく、やはりどうしたらお客様がお越しになられるか、満足させられるか、売上を上げるかを考えていらっしゃることだと思います。私もいろんな事を考えたりはするのですが、簡単に言うと実行力なんでしょうね、欠乏してて何もやらないというか、他人任せなんです。
それで思ったのですが、昔の偉い方が言ったように、
『人は城、人は石垣、人は掘、情けは味方、仇は敵なり。』(昔から人間関係には苦労されてたんだな。)
これですね、この名言。
とりあえず、一緒に働いてくれてる人と、ぜひ仲良くやっていこう!、お店に来てくれる人と、ほどほどに仲良くやって行こう!、青年部会のみなさんと、できるだけ仲良くやっていこう!
と、これで良いんじゃないか、今、自分にできることと言えば、このくらいなんじゃないかと、難しい経済の話しや、ニーズに 応える速さとか、無理なんじゃないかと、後回しにしとこうと、お店の従業員や経営者や青年部会の人達も温かい目で見守ってくれるんじゃないかと。楽観的に思ってます。
まぁ、そう書いてみたものの判ってるんです、それが、人が一番肝心だということも、人それぞれ十人十色ですものね。
これから、青年部会の活動を通して、自分が変わっていくのか、変えるべきなのか、勉強するのか、わかりませんが、少なくとも入会してからの現在まで、良い経験だったと思います。
今回、寄稿するにあたって、諸先輩方の原稿を読ませていただいたのですが、正直、時代に沿った、タイムリーなこと書けませんでした、大学時代は文章表現法の単位がとれませんでしたから、乱筆乱文失礼しました。

活動の決意

(有)西岡設備 専務取締役 西岡 宏晃 [2010.07.10]

はじめに、私が商工会議所青年部会(YEG)に入会させていただいてから、はや一年が過ぎようとしています。
当初、どの様な活動をしているのか、あまり理解しておりませんでしたが、この一年間で起こった様々な出来事を踏まえて、その中で生まれた活動の決意を述べたいと思います。
つい先頃の、サブプライムローンに端を発する世界同時不況は100年に一度と言う経済の混乱を生み、日本経済に大きな影響を及ぼしています。これにより格差社会をも浮き彫りにし、今や大きな社会問題となっています。年金・雇用・少子高齢化・医療・温暖化などの問題も抱え、まさに、混沌とする現在は将来に不安を抱える人々が大多数です。そんな折、アメリカにおいても日本においても政権交代が起こりました。これは、この国を、時代を変えてほしい、変わりたいという人々の大きな思いが変革の風となり吹き荒れたのだと思います。
このような時代だからこそ、地域に密着し、「夢と希望と元気」を市民に語り、「三原」を元気にしていく風を起こして行く事が、地域に根差した事業を行っているYEGの果たしている役割だと感じました。
私たちのまち「三原」は古い歴史と豊かな自然、そして「陸・海・空」県内交通の要となる、誇れる街です。しかし、その豊かな環境が素晴らしい資源である認識が希薄なところがないとはいえません。また、地域資源の有効な活用が見出せず、人口の減少などのより地域の活力が失われかけていると思います。
私は地域の素晴らしい魅力と特色を、YEGを通して学び、より一層の自身の向上と、三原ブランドの更なるレベルアップを目指し、訪れたすべての人々に笑顔が満ち溢れ、幸せな気持ちになるような、そのような活力ある街、「三原」を造る事を目指し、活動をしていきたいと思います。

入会してよかったこと

竹野八百屋 竹野 芳幸[2010.05.10]

ある青年部会(以下、YEG)のメンバーの方から「ソフトボールの人数が足りんけぇおいで」と誘われたのがYEGのソフトボール同好会の活動で、初めてYEGの事を知りました。
そのまま入会も勧められ、年間費も安かく参加しやすそうだったので、軽い気持ちで入会して約3年経ちました。
YEGに入会して良かった事を少し紹介します。
普通に仕事や生活をしていたら、会う事のなかった職種の人に出会える事です。同じまちに生活していても、業種によって、景気の状況や消費の動向等の感じ方が違います。いろんな業種のメンバーが集まることで、多くの情報が集まりより客観的に物事が見れるようになりました。
YEGでは3つの委員会を設置していて、色々な人と研修や話をする機会も多く、自分自身を見つめ直すことができ、結果として自己研鑚に繋がっています。
また、自分だけでは到底浮ばないようなアイデアが、色々な人と意見交換しているうちに浮かんでくることもあります。
YEG活動は、とても楽しく、気軽にご参加いただけると思いますので、興味のある方は是非一度活動を見学にお越しください!

「楽しい青年部活動」

(有)あるた館 福原 英治[2010.03.10]

現代社会どこにいてもストレスはあるものです。ましてやこの不況下、経営者としてストレスを溜めていない人は少ないでしょう。ご存知でしょうか?人がストレスを全く感じない瞬間はどんな時なのか。
私が所属しているのは「まちづくり委員会」です。夜店の復活や地元企業の産業展など、委員会メンバーでアイデアを出し合い企画し行動に移すのです。
次は何をしようか、皆が持ち寄るアイデアはさまざまで、くだらない物から壮大なものまで出てきます。会議は堅苦しいものではなく、笑い声が絶えません。居酒屋でアルコールを入れながらする事もしばしば。しかしワクワクするのです。
話が脱線して自分の商売の悩みを言う者がいても、いろんなアイデアが飛び交うのです。
2009年にツーリング同好会を立ち上げました。目的は、会員の親睦と週末のETC割引を利用してバイクで風を切り他の街の臭いを嗅ぎ見聞を広める事です。
YEGメンバーとして当然ではありますが、道中は交通ルールを守り、紳士的なライディングで全員が無事に帰れるよう心がけています。
目的地をどうするか話し合ったり、出発前日は子供の頃の遠足のようにワクワクするのです。
さて、冒頭のストレスを全く感じない瞬間の事ですが、それはワクワクしている時なのです。
YEG活動に参加してわたし達と豊かな郷土を築くために 創意と工夫、勇気と情熱を傾けませんか。

「まち」がキーワード

七川公認会計士税理士事務所 七川 雅仁 [2007.05.10]

早いもので昨年4月に青年部会に入会させていただき1年経ちました。最初は青年部会が何たるかも知らず、体験参加させていただいたのがまちづくり委員会だったということもあり、“まちづくりを考える、割と気楽で自由な集まり“というイメージで入会を決めました。
皆さんご存知の「不思議の国のアリス」というお話しに「あのう、わたくし、ここからどの道を行けばいいのか、教えていただきたいんですけど」「そりゃ、あんたがどこへ行きたいかによるわな」という会話のシーンがあります。一昨年会計事務所を開業して、自分なりに「どこへ行きたいか」を考えていた矢先に“まちづくりを考える、割と気楽で自由な集まり“というのは自分の向かう方向性とピッタリ一致していると感じました。
私の考えでは「まちづくりを考える」というのは、仕事のこと、普段の生活のこと等々いろんなことにつながる、もっといえばすべてはそこから始まると思っています。仕事については、大企業や一般大衆向けの仕事ではなく、「まち」を単位とした現場のニーズを積み重ねる仕事、あるいはニーズがなければどんどんニーズが湧いてくる活気のある「まちづくり」。普段の生活でいえば国や大企業から与えられる生活ではなく「まち」に住む自分たちがつくっていく生活。その先の本当の意味での豊かなものをつかみに行きたい。この感覚は青年部会のメンバーで十分共有できると思っています。
もう一つ、青年部会に入ろうと決めた理由は、「割と気楽で自由な集まり」ということでした。忙しくてもできる、私のような若ゾウでも意見を聞いてもらえる、というのがミソです。「まち」には当然いろんな人がいます。忙しい人もいます。意見の合わない人もいます。だからこそ「まち」だと思います。そこをどううまく「まちづくり」するか知恵を出し合うことも青年部会で活動する醍醐味だと思っています。

日々の積み重ねがやがて大きな実を結ぶ

小松木工(名) 小松 洋文 [2007.03.10]

私が、三原商工会青年部会の活動を知ったのは、三原やっさ祭り実行委員長の時でした。半どん夜市で使われている「夜店券」をやっさ祭りの屋台村でも利用できるようにとのことで青年部会の方と打ち合わせをしたことがはじまりです。半どん夜市をとおして、夜店券の発行、チャレンジ出店の募集など、具体的な手法でまちづくりを行われていました。
それから3年後、三原商工会青年部会に入会し、まちづくり委員会に所属し、夜店券を発展させた地域通貨の導入の勉強をしました。委員会では、実現へ向けて、青年部会のメンバーだけではなく、他の団体の方や、市役所の方とも議論を交わしましたが、地域での広がりは乗り越えるハードルがたくさんあり、現状ではなかなか難しい問題はありますが、地域住民、商店街、事業者、公共施設等を循環させて商店街の活性化など地域内での経済の促進につながる地域通貨を発展させていこうと考えています。
最近、「不都合な真実」という映画を見ました。アル・ゴア元アメリカ大統領候補の環境問題に関する講演活動を追ったドキュメンタリーです。
その中で、ゴア氏の最後のメッセージは、
「私たちはこの問題を解決することができます
私たちはこの問題を解決する論理的義務があるのです
日々の小さな努力の積み重ねが地球温暖化を防ぐ大きな力となります
この難題に立ち向かうため今こそ力をひとつにあわせ、行動しましょう」
という前向きなもので、自分自身がこの問題点を解決する担い手であることに気づかせてくれるものでした。
地域で行われているまちづくりも同じことだと思います。私たち個々の力では少ししかできませんが、私たちが仲間と共に行っている日々の積み重ねがやがて大きな実を結ぶものだと信じております。
みなさんも青年部会に入会して、まちづくりの担い手になりませんか?

三原商工会議所青年部会入会のきっかけ

(有)灰谷鉄工所 灰谷隆広 [2006.09.10]

興味深い話があります。
I T技術進歩の普及に伴い、あらゆる情報を容易に入手することができるようになったことで、業種や業態の垣根がなくなり、意識していようといまいと、地元周辺や既存の同業者だけではなく全国のあらゆる企業が競争相手となり、その相互進出のスピードもかつてないものになってきています。
わが町三原もそのような環境におかれていることは疑うべくもなく、大企業のように豊富な人材や資金を望むことができない私たち地元企業は、お互いに協力しあって、時代を先取りした経営手法を学び、実践し、その結果を持ち寄り、そしてお互いの知恵を活用しなければ、時代に取り残されていくことは必定と言えます。すなわち、三原市全体の活性化につなげてゆくためには、私たち商工業者が、他を当てにするのではなく、自らが、そしてそれぞれの企業が積極的に活性化していくことが今まで以上に求められています。 (平成13年3月28日 設立趣意書からの抜粋)
私は三原商工会議所青年部会に入会して3年になります。入会のきっかけは毎日が作業に追われ「仕事全体」が見えない不安と異業種交流の大切さを改めて感じているとき、商工会青年部会の先輩からこの話を伺って入会しました。当初は「お客様の声が企業をいかす」委員会で勉強しました。
本年度は、会員ネットワーク委員会のメンバーとして活動するとともに交流・勉強会を通じて「気づき」を得られることに感謝しています。「気づき」は行動へと?がります。また、目的達成に向かって実行するとき、自分自身でできること、他の人の力をかりなければならない場合と大きく分けて二通りあると考えます。商工会青年部会にはその環境が整っています「自己研鑽の場でもあり相談できる仲間がいます」青年部会に入って本当によかったと感じています。

子どもさんの思い出づくりに半どん夜市にお越しください。

(株)吉川工務店 吉川康司 [2006.07]

三原商工会議所青年部会に入会して3年になります。
当部会では、まちづくり・経営力向上・会員ネットワークの3つの委員会がありますが、私はまちづくり委員会に所属しています。
まちづくり委員会では、三原の街が活性化するためには、どのようなことが出来るのかをいつも真剣に話し合っています。
私の幼い頃の楽しかった思い出として、半どん夜市とさんぱち夜市を楽しんだことを今も鮮明に記憶しています。帝人通りに祖父の経営する大衆食堂(マルエス食堂)があり、そこでカレーライスを食べて夜店に繰り出すのが楽しみでした。
今のお子さんの遊びの主流がテレビゲームになっている様に、昔と比べて外で遊ぶ機会も場所も減ってきています。
半どん夜市もしばらくの間規模が縮小された状態が続いていましたが、まちづくり委員会では、半どん夜市の継承を目標に取組んできました。
今では夜市を楽しみにしたお子様連れの来場者が増え、賑わいを見せています。
今年の半どん夜市は、残り少なくなってきていますが、子どもさんの思い出づくりに半どん夜市に是非お越しください!
また、委員会活動のほかに、当部会ではさまざまな勉強会を開催しています。
その中で「Do itビデオ鑑賞勉強会」という勉強会があります。
これは、全国で業種を問わず成長をしている企業経営のノウハウをドキュメンタリービデオを鑑賞し、その後意見交換を行う勉強会ですが、とても勉強になります。
成長した企業に共通しているのが、顧客満足度をアップさせ、会社の信用を得るために莫大な努力をされていることです。
当社、㈱吉川工務店は注文住宅をはじめ、リフォーム・住宅修理等を主な業務としております。今後も大工さんをはじめ、職人のマナー教育を徹底させて、お客様への満足度アップに力を注ぎ、信用第一でがんばっていきます。
この様に青年部会は、地域貢献活動、経営に必要な様々な勉強会、メンバー間での交流会等、積極的な活動を行っています。楽しくて勉強になり、相談できる友人が増えました。

興味のある方は、是非活動の輪に入ってみませんか?

(有)平川 平川 雅己 [2006.05]

三原商工会議所青年部会の活動に参加させていただいて早6年目になります。
2002年には、まちづくり委員会の委員長をさせていただき、半どん夜市を担当させていただきました。
最近の携帯電話やパソコンなどIT分野の進歩には目を見張るものがあります。そんな中、昔ながら手作りの祭り「半どん」がどうやったら商店街の皆様と一緒にもう一度盛り上げることができるのか?喧々諤々討論したことが懐かしく思い出されます。
最初は、「城跡に城を復元して開催しよう」とか、「堀にボートを浮かべて釣堀をやろう」など不可能に近い、しかし、夢のある意見も多数かわされました。
「半どん」の文化は三原に必要だ!と感じた委員会活動から始まり、今では宮沖・浮城東・東町にも開催地が広がったことは、本当に嬉しく思っています。今年も、もうすぐ半どん夜市が開催される季節です。たくさんの人で賑わって欲しいと思っています
こうした活動の中、私も親父の故郷三原に住んで18年。今では訛りのある三原弁を話しすっかり三原人になっています。
仕事柄、温暖で自然豊かなこの三原に「どうやったら人が集まってもらえるのか?」大層なことを考えたりしますが、中々妙案は出てきません。しかし、青年部会活動の中で、こうした事を考え、また、花見会やソフトボールをしたりと会員間の交流も盛んで気軽に参加できます。興味のある方は、是非活動の輪に入ってみませんか?。
今後とも青年部会の活動を暖かく見守っていただけたら幸いです。

青年部会は異業種の交流の場でもあり、数多くの「気づき」を得ることができます

(株)サービスセンター 木根森 弘治 [2006.03]

三原商工会議所青年部会に入会して3年になりました。
青年部会入会は、「ホームページを青年部会員が自ら作成することをテーマに活動 しているのでもしよかったら。」と知人から誘われたことがきっかけでした。
私はインターネット関連のSEをやっておりましたので、テーマそのものにも興味あり、見学のつもりで委員会活動に仮参加させていただきました。
かたぐるしい中で会合が始まるのかと思いきや、和気藹々としつつも、委員会に参加された会員の皆さんで活発で前向きな意見交換がなされていました。
「面白そう」そんな気軽な気持ちで青年部会に入会しました。
企業訪問委員会、お客様の声が企業を生かす委員会を経て、今期は経営力向上委員会に所属をしています。
ところで、最近よく「気づき」という言葉を耳にします。
自分の生き方、人生感に「気づき」、それを自ら「変えたい」と思わなければ変える意思は生まれてこない。とあるビジネスセミナーで、三重県庁でも外部講師としてご活躍なさっておられる鬼澤先生に教えていただきました。
企業が存続し続けるために「変化に対する柔軟性と適応性」が求められている今日、自らの「気づき」は重要な要素となっています。
青年部会は異業種の交流の場でもあり、その活動や勉強会を通じて数多くの「気づき」を得ることができます。
私自身、委員会にお招きする講師の先生方や青年部会員の皆様から数々のご指導をいただきながら、少しずつではありますが自分自身の考え方の変化を実感しています。

YEGの仲間になって誰からも愛される会社づくりに精進していきましょう

(株)ナンバ洋服店 石井 克昭 [2005.11]

先日、広島YEG(商工会議所青年部会)の計らいで広島市民球場にてソフトボール大会に参加してきました。日頃運動不足のメンバーも一歩グランドに足を踏み入れるとまるで野球少年の時代にタイムスリップしたように走り回っていましたが如何せん体力の限界かなかなか思うようにはいかなかったようです。結果については皆さんのご想像にお任せさせていただきましょう。
さてプロ野球の世界も千葉ロッテが数十年ぶりの日本一を勝ち取って幕を閉じましたが、親会社のロッテと言えば「お口の恋人」といったメッセージがすぐ頭に浮かんでくるのは決して私だけではないでしょう。それは創業(1948年)の頃から、継続して使われているからだそうです。またこのメッセージはロッテという社名と一心同体となって、ロッテの企業理念も踏まえているそうです。この点をロッテのホームページでは、以下のように説明しています。「ロッテという社名は、ドイツの文豪ゲーテが著した名作、若きウェルテルの悩み、のなかに登場するヒロイン、シャルロッテ、に由来します。世界中の若者たちの胸に深く残る、永遠の恋人、シャルロッテ、をイメージしたキャッチフレーズが『お口の恋人』なのです。シャルロッテ同様、誰からも愛される会社になれるようにとの願いが込められています。」
我が社が三原で唯一、直接取引をさせて頂いているメーカーにもお客様に永く着て頂くため、あくまでも品質や縫製を重要視し洋服の検査においては九州の島原の水が最も適していると自然災害に合いながらも工場を移転させず洋服を作り続けている会社があります。私どもにとって洋服を着るお客様の立場に立った物づくりは本当に心強い限りで、これからもお客様に少しでもお役に立てられますよう日々努力していくつもりです。
三原YEGでは『土曜夜市への協力』や『経営品質の勉強会』などを行いその都度お客様の立場に立った発想を心がけていくよう会員同士切磋琢磨しています。どうぞ皆さんもYEGの仲間になって誰からも愛される会社づくりに精進していきましょう。

「木を伐採して、地球温暖化防止?」

勝村木材(株) 勝村 憲明 [2005.09]

最近、ますます急激に変化する社会のスピードの速さには大変驚かされます。弊社は、大正15年創業のいわゆる老舗の材木屋です。皆さんは、材木屋と言えば時代の変化には無縁の大変古臭いイメージを思い浮かばれるのではないでしょうか?ところが、今では、大工さんの代わりにコンピューターで図面を書き、その図面が回線を通じ工場に送られ木材を加工し、現場に搬送されるまさに実物大のプラモデルを作っています。また商品の発注もコンピューターで行なっています。大工さんが高齢化し、なり手も少なく人数も年々減っているのが現状です。それを補う意味でも家作りがコンピューター化しているのです。
皆さんは、木造住宅は環境に優しいことをご存知ですか?木は人に多くの恵みをもたらしてくれます。それは木が地球温暖化の原因である二酸化炭素を吸収し酸素を作っているからです。地球規模の環境保護が求められている今、たくさんの木を切って木造の家を建てるのは環境破壊につながるのではないかと考える人もいます。しかし計画的な伐採と植林を行なうことで環境を守れるのです。木は、幼少期から成木になる間に多くの二酸化炭素を吸収し、木の中に炭素として溜め込んで大きくなります。樹齢が高くなるにつれ、二酸化炭素の吸収量が弱くなりやがてその活動を行なわなくなります。ですから十分育成した木は伐採し、新たに植林を行なうことが必要です。伐採した木を住宅に活用し、また新しい木を育てるまさに地球環境を守る「永遠のリサイクル」なのです。木は燃やさない限り二酸化炭素を発生させず、寿命の長い木造住宅は二酸化炭素を溜め込んだダムのようなものです。世界で最も古い木造建築としてユネスコ世界遺産に指定された奈良の法隆寺、飛鳥時代より1300年を経った今でもなお、その力強い姿を私たちに見せてくれます。日本の気候風土に合った究極の自然素材「木材」を今一度見直していただけましたでしょうか?
ある一面から見ると環境破壊ですが、反対から見ると環境保護というように物事の見方ひとつで大きく変わります。現在のような先行きが見えないピンチに見える時代だからこそ、チャンスも私たちが気付かないところに沢山あると思います。見方を少し変えてこのチャンスを気づける経営者になるためには、時代の流れを捉え、物事の本質を見抜く力、溢れる情報の中から有効な情報を選択し、スピードをもって行動する実行力が大切だと思います。あなたもYEGの仲間になって、一歩新しいことに踏み出してみませんか? 先輩や仲間たちからいろいろなヒント・情報やネットワークがあります。一緒に刺激しあってともに三原で頑張りましょう。

ちょっとちょっとの前進

(有)吉岡建具製作所 吉岡 誠治 [2005.07]

みなさん、自分の会社のこと、経営者として悩みはありませんか?また何か分からないけどイライラしていませんか?経営者は孤独だ、と自分の世界に入っていませんか?
そんな悩みを持った経営者が集まり、解決に向けて努力するために青年部会はあるといえます。青年部会では、「自分の会社が良くなれば、三原の街の良くなる。」を基本方針に掲げ各事業を行なっています。
私も所属する委員会の活動や勉強会を通して、“経営者として何をしなければならないか?”という事について、気づかせてもらっているところです。
青年部会のメンバーは業種が違っていても経営者として、皆同じような悩みを持っており、そのことについてどのようにして対処すべきなのかと、具体的なことまでよく話合っています。いつの間にかそんな建設的な雰囲気ができているんだなあ、と最近よく感じるようになりました。
これからも青年部会の事業を通して、時には汗をかいたり、時には頭をつかったり、時にはメンバーと楽しい時間を過ごしたりしながら、経営者としてちょっとちょっとの前進をしていくつもりです。
皆さんもこんな青年部会に入会をして、経営者として私たちと共に成長してゆきませんか?

いかり・不満・普通・満足・感動・感激・感謝・・・「人の感情レベル」。

三平商事(有) 林 大作 [2005.03]

いつも仕事の時には「お客様にいかにして満足していただくのか?」と格闘し続け、そして迷ったときには「どっちがお客様の満足度を高めることができるのか」とぎりぎりまで熟考して、常にシビアな判断を重ねてきました。
業種や企業規模で多少の内容は違うとは思いますが、ほとんどの経営者の方はお客様に「最大値の満足を感じていただくこと」を考えられているのではないか、と思いますし、わたくしもそうでした。ですがこの「人の感情レベル」の7項目、誰が考えたのかは知りませんが、真ん中に堂々とあるのはなんとその「満足」です。
「満足」は真ん中。平均、いたって人並みの姿勢に過ぎないのでは?お金を頂く以上 。
しかし、満足を与えるという事のみにとらわれすぎると、不満をいかに回避するかという考え方が生まれ、不満がなければ満足、という結論につながりかねません。そこからは、「不満回避マニュアル」が自然に生まれてくる危険性もあり、それが凝り固まって悪化すると、スタッフの無個性、マニュアル人間、満足腰砕け、などの集団に早変わりしてしまいます。
お客様がお金を出して物を買う、ということになれば、最低でも満足を与えてもらえるものを選びます。その段階は、値段が同じならどこで買っても一緒という低レベルに過ぎません。あなたの会社からしか買わない、という関係になるには、満足以上のものを与えてもらえるので無い限り、大切なお金を払ってまで・・・ということにはならないですよね。
残念ですが、そう考えると、今までわたくしはお客様に満足を与えるために・・・、とだけ考え、行動する段階にとどまっていたように思えます。
運良く「人の感情レベル」について考えるタイミングと、商工会議所青年部会に所属し、さまざまな経営者の方と交流して1年経過した今、お客様に「感動」していただくにはどうすれば良いか・・・、などと考え始めている自分がいます。そうなのです、真ん中の「満足」を与える自分からワンランクアップの「感動」を与える自分に成長しつつあるのではないか、と日々実感しています。

「スーパーより値段を下げれば、バナナは売れる!!」と一番に思った方は、YEGへの入会を

(有)タナカビデオプロダクツ 田中 真 [2004.11]

最近、幾人かの仕事仲間に雑談の中で、次のような質問をしてみます。
「1本50円でバナナを100本、その日の早朝、仕入れたとする。で、その日のうちに、この100本のバナナを全部売り切るとしたら、どうやって売る? 売る値段は、自分で勝手に決めればいいけど、勿論、高く売ったほうが自分の儲けは大きくなる....」ここまで質問して、仲間たちは、口々に「簡単、簡単。」と自信満々に言い、1本80円で売ろうか、100円で売ろうか、誰に売ろうか、どこで売ろうか、といろいろと考え始めます。
しかし、その考えの中には、「お客様に喜んで頂く」という視点がありません。ですから、次の二つの「条件」をつけた途端、皆、黙り込んでしまいます。「条件①-売る相手、つまりお客には、嘘をついたり、騙して売ってはいけない」「条件②-近くのスーパーマーケットで、バナナは、1本70円で売っている」実際のビジネスでは、よくある事例だと思います。
さて、弊社をご存知ない方のために改めてご紹介を。弊社は1975年に創業し、一般の方々の婚礼など、三原市内を中心に、各種イベントのビデオ収録から業務を始めました。創業してから、ついこの2~3年前まで、ビデオカメラやVTRといった映像機器そのものの「画質」の良し悪しが、クレームの最も大きな原因の一つでした。
三原は、工業系・技術系の会社にお勤めの方が多いためだと思います。それが、近年、三原から外へ出て、他の街の方々と仕事をご一緒する機会が増えるにつれ、その仕事に対する「要求」の内容が一変したのに驚いています。
「うちの新製品は、同業他社の動きから考えて、こういう戦略で売っていく。だから、その戦略に合うように、販促ビデオの構成を考えて欲しい。」とか、「画質? そんなものは適当でいい。今回のイベントを収録してもらってその趣旨や意図が、参加者や視聴者に伝わることが大事。そのための撮影や編集の方法を考えて欲しい。」
といったご要望です。
これまで一番重要と思い込んでいた映像機器そのものの「画質」、つまり、高価な機材の「元」をとることを考えてやっていた映像の撮影や編集の仕事が、それだけでは通用しなくなった、というのが昨今の弊社の事情です。
この事情の中に、三原の街がこれからまだまだ発展するためのヒントがあるような気がするのは、私だけでしょうか?
さて、先程の「バナナ」の話。きっかけは、「寅さん」映画の叩き売りですが、「商い」の基本の基本とも言うべき、事柄だと思います。それも、「答え」が一つではないことにお気付きでしょうか?
学校では、「仕入れにかかった金額」や「全部売れた時の金額」の計算方法といった商いのプロセスは、教えてくれますが、実際の「売り方」については、ほとんど教えてくれません。
勿論、YEGのもそうですが、そのヒントは、優れた先輩諸兄のお蔭で、学校の授業よりも遥かに多いと思います。
「スーパーより値段を下げれば、バナナは売れる!!」と一番に思った方は、YEGへの入会を、ぜひ、お勧めします。
(YEGの具体的な活動内容については、既出の先輩諸兄のお話を参考にして下さい。)

自分側から先に奉仕する心や提供する気持ちが必要なんですよね!

ファイメンタル工業(株) 新田 敏明 [2004.09]

三原商工会議所青年部会の設立と同時に、直前会長にお誘いをいただき入会をさせていただきました。早いもので、もう4年目になりました。異業種交流委員会、企業訪問委員会を経て、今はお客様の声が企業を生かす委員会に所属をしています。私自身、予定の立たないあわただしい日々を過ごしていますので、会の運営にはなかなかお役に立てなく、メンバーには大変申し訳なく思っています。
さて、当社、ファインメタル工業(株)は、尾道、三原、本郷に工場を持ち、日々生産活動を行っています。尾道工場では精密薄板板金加工、三原工場では空気制御装置の組立、本郷工場ではディスプレイ部品の検査、梱包と、営業内容は多岐にわたっています。さらに、親会社の田中運輸株式会社、関連会社として、人材派遣業のファインテクノサービス株式会社、廃棄物収集運搬業の田中興運有限会社、保険代理店業務の山陽総合サービス株式会社と、俗に言う「何でも屋さん」状態です。
多様化し、激変の時代の中で、自分たちのような中小企業が生き残ってゆくには、様々なネットワークが必要なのではないでしょうか? お客様からはいろんな相談や、要求、指示が出されます。自分たちだけで解決できることなど、その半分にも満たないのではないでしょうか? 大切なお客さんの相談や要求を一つでも多くこなしてゆき、仕事に結びつけるには、地元の中小企業の「持ちつ持たれつ」、「ギブアンドテイク」的なつながりが 本当に必要なんだと思います。どちらの言葉も、自分側から先に奉仕する心や提供する気持ちが必要なんですよね!

社会の変化に対応する柔軟な対応ができる経営者をめざそう! 創立三周年を終えて!

山本衣料(株) 山本 隆司 [2004.06]

三原商工会議所青年部会は去る五月十四日に総会を開き、創立四周年目の活動に入りました。設立以来の三年間は短い期間のようですがその間、米、英のイラク攻撃、北朝鮮の拉致問題、また我々の生活に大きな影響を及ぼす年金問題など数え上げればきりがないほど大きな出来事が起こっています。我々の街、三原にも大きな変化が起きています。市街地に高層マンションが林立する一方、商店街には空き店舗が急速に増えてきました。また三原バイパスは中之町まで開通し、交通の流れが大きく変わりました。そして来春には合併も実現する見通しになっています。
わずか三年間でこのように大きな変化が起こっているのです。何気なく日々を過ごしているといつの間にか時代から取り残される社会の中で我々は会社を経営しているのです。
このような時代の中にあって我々の様な中小零細企業が生き残っていくには独力では難しいと言わざるを得ません。そこで我々商工会議所青年部会では情報を交換するだけではなく、お互いに切磋琢磨しながら自分自身の経営者としての資質を高める為の勉強を行っています。また商店街の活性化のため他団体とも連携をしながら様々な活動をしています。
最後になりましたが我々商工会議所青年部会では一緒になって活動をしてくれる仲間を募っています。入会資格は五十才までの経営に携わっている方です。自分や仲間の会社を元気にし、三原を活性化しようではありませんか。

青年部会で一緒に勉強しましょう!

(株)まじま製麺 真嶋 幸雄 [2004.05]

三原商工会議所に青年部会が設立されると同時に入会し、はや四年が過ぎました。年齢制限を50歳までとしたため、あまり若くない・ ・青年部会の誕生ではありましたが、
部会の目的を会員それぞれの企業が発展することとし、その結果三原のまちが活性化することを願って、元気に活動してきました。
現在、例会は2ヶ月に1回、商工会議所で、午後7時から9時までの2時間開催しております。各専門の講師の方をお招きしたり、委員会の成果を発表したりしております。
「まちづくり委員会」と「お客様の声が企業を生かす委員会」の2つがあります。どちらの委員会へも希望すれば自由に参加できます。私は「お客様の声が企業を生かす委員会」に所属しており、いろいろな業種の会員の方と勉強会をしています。日頃は食品関係の方との付き合いがほとんどですが、委員会では全く異なる業種の方の、目線の違う考え方を知る事ができ大変参考になっています。
また、自分たちの商いの悩みやアイデアの相談の場でもあります。最近ではある会員が、お土産用のお菓子の試作品を持ってきて、意見を聞いていました。普通ですと、本人が気に入って持ってきた試作品ですから、「まあ、いいんじゃない。」といいかげんな評価をするところですが、「袋のデザインが悪い」「味付けはこうしろ!」「三原の特徴が出ていない!」など、まるで自分の会社の事のように真剣に考えていました。
私も製麺業を営んでおりますが、メンバーの方から いろいろなアドバイスを受けています。大変役立つものもありますので、会社経営にも活かしているところです。
こんな楽しく為になる青年部会ですので、どうぞ一緒に私たちと勉強してみてはいかがですか。

経営とは「存続」と「発展」である

小野税理士事務所 小野 毅 [2004.02]

何十年か前に経営学の講義の一番最初に習ったような気がする言葉である。事業を「存続」することすら難しい昨今、「発展」など望むべくもないという空気があることには間違いない。だが、この沈滞ムードの中、逆にビジネスチャンスだと考えている人たちもいる。
誰が何をやっても儲かるというバブルの頃に、今でも存続し発展を続けている企業は何をやっていたのだろう。振り返ってみると、浮かれず騒がず、地に足をつけた経営をしていた企業が残っている。はしゃいでいた人たちはどこかへ行ってしまった。
なぜ今がビジネスチャンスか?みんながお金を使うことに慎重になっているこのご時世では、当然その商品やサービスの品質に神経質になっているわけで、顧客のニーズというものがわかりやすく、細かな差別化もやりやすい、ということである。結局は、能力があるもの、努力をするものが勝ち残れるということだと思う。自分の能力に自信があり、努力することをいとわず、持続力を持っているものにとっては今がビジネスチャンスということである。
青年部会ではまちづくり委員会に参加させていただき、夜店発展実行委員会でチャレンジ出店のお世話と自分たちでの出店を経験した。儲けなくても良いが、赤字では困る。子供たちに楽しんでもらいたいという使命感が売り上げにつながったように思う。少ない代金で大きな顧客満足を得ようとするとそれなりの工夫と努力が必要である。利益を追求し、コストダウンばかりを考えた経営では破綻を待つばかりである。
使命を掲げた企業経営というものがこれから大切になっていくのだと思う。逆説的だが、利益を追求しない企業が儲かって、使命感のない企業が儲からないということである。
ある料理屋は原価率がいつも49%である。普通なら30~35%まででないと経営が苦しいはずだ。ところが、おいしいものを安く食べていただいて喜んで欲しいという気持ち(使命)から顧客は満足し売り上げも利益も増える。当然工夫と努力の成果であるが、使命感が利益をもたらしたのだ。
あなたの掲げるべき使命を探しに青年部会に入会しませんか?

一緒に夜店を楽しんでみたい!"という方を募集しております

(有)山下不動産 山下 秀晴 [2003.12]

商工会議所青年部会が設立されて、来年で4年目を迎えます。
青年部会の委員会活動には「まちづくり委員会」、「お客様の声が企業を活かす委員会」の2つがあります。
私自身は「まちづくり委員会」に所属しており、昨年よりまちづくりの一環として夜店のお手伝いを行って参りました。「夜店発展実行委員会」を立ち上げ、「子ども達に夢を与え、道徳・文化を伝える三原市民のための夜店」をコンセプトに、夜店券の発行、チャレンジ出店の募集、やっさ屋台村での夜店券の利用、また宮沖商栄会での夜店の復活等の活動を行って参りました。
中でも夜店券の発券に際しましては、しまなみ信用金庫様をはじめ多くの皆様のご理解、ご協力をいただき実現できたものと心より感謝いたしております。
来年度は、他の商栄会にも働きかけ、夜店を通しての"まちづくり"を行っていこうと考えております。
青年部会では、"一緒に夜店を楽しんでみたい!"という方を募集しております。一緒に楽しんでみませんか?

ダメダメ委員長

インテリア&ガーデンデザインアリキ 有木 和浩 [2003.11]

何もわからないまま、委員長という立場に2年ほど居座り、いったいアイツ何やっているんだろう?と思われる
中で、これまでの経緯を思い出すと、
●半強制的に(絶対的な命令?)青年部会設立と同じに入会
●企業名、商店名とお顔の一致しないほかの青年部会メンバーさんと出会う
●部会のうちの一つの委員長を仰せつかり、委員会を開く度に他のメンバーさんの仕事への取組み方にいつも感動させられる。
この結果、“ひょ~三原にこんなすばらしい人々がいっぱいたんだ~”と気づく。
私は、これまで他業種の経営者のかたと知り合う事が少なく、井の中の蛙状態で日々の生活を過ごし、仕事においても自分一人の考え方でしかすすめていませんでした。よって、自社の経営状態が良くも悪くも自分次第のみ!と思っていたのですが、違うんですね~人間の関わり方って…。
青年部会にいて思う事って、“エベレスト登頂する為に機材・ゴミを捨てながら到達するのと、ゴミを拾ってらエベレスト頂上に着いちゃったって感じの違い”かな。
人の生き様ってそれぞれ違うけれど、この会にいて大変だけど楽しいのも事実。でもこの会を、自分たちだけで終わらせられない。それに青年部会といっても40代が主体じゃあね~ってことで、若き三原人・青年部会にメールくださいね。ダメダメ委員長でした。

見えないお客様

(有)ゑびす家 桑田 忠昌 [2003.10]

私はこの商工会議所青年部会に入るまで、見えないお客様のことばかり考えていました。
1.車に乗ったお客様は、駐車場が無いから来ていただけない。
2.農繁期にはお百姓さんは忙しいので来ていただけない。
3.ひかり号やのぞみ号が止まらないので、観光客が来てくださらない。
4.暑いから人通りが少ない。
5.寒いから人通りがすくない。
6.等など。
お客様がゼロの日など無く、どんな日にもお出で下さったお客様はいらっしゃるのに、考えていたのはいつも、お店に来られない見えないお客様のことばかりでした。
しかし、青年部会に入って勉強させていただいてからは、見えるお客様のことをまず考えるように努力するようになりました。
駐車場も無いのに車で来られたお客様には、車まで荷物を運んで差し上げたり、車の出入りをお手伝いさせていただいたり、いつもお土産ばかりで、自分の食べられる分を買っていかれないお客様には、試食を余分に差し上げたり、足元の悪いときに来られたお客様には、「お気をつけてお帰りください」と一声かけたりなどです。気がついてから考えれば、先達が当たり前のようにやってきた言われることばかりですが、その当たり前のことすら忘れていた自分に気がつかされたのです。店の中にいて、先輩や親兄弟に言われても素直に聞けなかったようなことでも、この青年部会に入って、教え諭されるのではなく、自然と気がつけるような環境に身をおくことができて初めて、「ああそうか!」と行動に移すことができたのです。行動に移すと必ずお客様から反応が返ってきます。それがまた次の行動に結びつきます。多業種、多人数が集まれば、それだけ多くの気づきや意見をいただくチャンスも増えます。皆さん一緒に青年部会で気づきましょう!

青年部会 これからがおもしろい

公認会計士 浅田勝彦事務所 浅田 勝彦 [2003.09]

2000年の暮れに三原商工会議所に青年部会を作ろうという話が持ち上がり、一体何歳まで青年をやっているのか気恥ずかしさを感じながらも「三原のまちを元気にしよう」という前会長の熱い思いに動かされて、早いもので3年目になりました。
自分のためだけに学ぶではない。まちづくりだけを考えるのでもない。「会員それぞれの商売が繁盛する」→「まわりの企業がそんな青年部会に学ぶ」→「三原中の企業が活性化する」→「三原のまちが元気になる」。三原商工会議所の青年部会はそのための勉強と実践を目指して、まちづくり委員会、お客様の声が企業を活かす委員会の2委員会で活動を行っています。こうした活動の結果、私達は、どんな商売にとっても最も重要なことは「お客様の満足度を高めること」であると考えるようになりました。「顧客満足度(CS)」と言うと言い古され、聞き飽きた感すらありますが、どんな時代であっても、いや飽食で不況に喘ぐ今日こそ大切にしなければならない商売の王道であって、売上を伸ばすための「顧客第一主義(単なるお題目の)」とは似て非なるものだ考えています。公認会計士という資格を取って20年以上になりますが、7月例会にお呼びした田上先生の『「売上高」という発想が間違っている、「お買上高」が正しい言い方だ』という言葉に強い衝撃を受けました。(こちらに要約が掲載されています)
文章にすると堅苦しくそうですが、実際の活動は、もっと気軽で和気あいあいと楽しいものです。例会(隔月)、委員会(月1回)にオブザーバー参加もできますので、冷やかし半分で覗いてみられることをお勧めします。ちなみに、お客様の声が企業を活かす委員会は、昨年まで、顧客クレームを経営に活かすことを課題としてきましたが、今年は一歩前進して、「経営品質」の手法を取り入れることになりそうで、これからがおもしろくなりそうです。

他力本願

大東印刷(株) 大東 弘典 [2003.08]

あるセミナーに参加したときの事です。講師の先生が「今、日本は不景気だと感じますか」と質問、会場のほぼ全員が手を挙げました。次に「その影響で会社の業績が思わしくないと感じる人は?」と聞かれ、これにも過半数の人がイエスと答えました。先生は静かに「それではあなた方は日本中を相手に隈なく商売をしてるのですか?そうではないでしょう、あなた方のお仕事と日本の景気とはそんなに密接に関わってるのですか?」「結局あなた方は自分の努力不足や自信の無さ、業績の悪さを世の中のせい、人のせいにしているだけではないですか?そんな経営者はすぐに辞めるべきです・・・・・」誰一人反論できませんでした。
「やっぱり何も変わらんのー、いっこも良い事無いじゃんかとため息をつく毎日ですよ。世の中、政治は相変わらず政権闘争に明け暮れとるし、官僚は利権の獲得に躍起、翻って自分の会社を見ると、将来を考えるどころか来月の仕事の見込みすら立たない始末・・・・、お先真っ暗ですよね。中高年の自殺が増えてるって言ってたけど、これじゃあ当たり前でしょう。誰か何とかしてくれませんかねぇー。宝くじに当たるとか、競馬で大穴が当たるとか何か言い事が起きればいいのに。」あるテレビ番組のインタビューの中で、サラリーマンらしき方がこう答えておられました。
《他力本願》という言葉がありますが、これは本来自らが及ばぬ処を仏様がお加護を示してくださる事を指すのであって、他人の力や運を当てにする事では決して無いそうです。この2つのケースはむしろ《他人任せ》や《無責任》というのが適当かもしれません。
あなたは如何ですか?そして僕自身はどうでしょう?
YEGでそんな現状について共に話し合ってみませんか?

皆さんと勉強していきたいと思っています

今村印房 今村 盛登 [2003.06]

三原商工会議所発行の三原商工名鑑に大正8年1月登録とあり、それ以来三原市内各企業、事業所、商店さんにお世話になっております本町のはんこ屋、です。祖父の代から自分で3代目となります。誠実をもっとうに自分の出来ることを精一杯出来る限りやっています。実印、銀行印、認印、法人印、ゴム印、表札、軽印刷、たばこ等、お客さまにこれはなんとかならないか、聞かれたものは、出来る限りその意向にそった商品の提供をと、めざして日々努力し、千代の生き方、考え方に追いつこうと一生懸命に店をやっています。まだまだ努力が足りずに 時にはありがたいお叱りを戴く事しばしばです。
その一つとして青年部会に加えていただいています。本年は「まちづくり委員会」の委員長をさせていただき、"次世代の子ども達に、良き三原の文化や伝統を継承し他所に移り住んだとしても、どこか懐かしい思い出として「三原の匂いが残る町」"をテーマに掲げ、「夜店発展実行委員会」の支援、「夜店共通券(エコマネー)」と、部会の皆さんと勉強していきたいと思っています。

"自分を変えたい" "お店を元気にしたい"と思っておられるなら皆さん是非この会に参加してみてはどうですか?

(有)三原スバル販売 古屋敷 太 [2003.05]

青年部会に入会したきっかけは高校の先輩からの誘いでした。
家業を手伝う為 地元三原に帰って来て15年、仕事にも慣れそろそろ何かしなければと考えていた時でした。
活動は19:00から21:00で普段の業務に支障がなく、従業員がいない個人事業者にとっては非常に助かります。
また活動内容も三原市の為とか社会の為ではなく、先ずは個人個人のお店が元気になる事が大前提で行われている為、自然と興味が湧き積極的に参加しやすい環境となっていると思います。
この2年間で"HP化委員会"と"お客様の声が企業をいかす委員会"に参加させて頂き、委員会の中で異業種の方々から色々な話を聞かせて頂きましたが、どれも新鮮で勉強になる事ばかりでした。
"お客様に満足して頂けるサービスを提供するには・・・"なんて考えるようになったのも青年部会に参加してからだと思います。
しかし この会ではそう考えるだけでは不十分なのです。「この青年部会に参加して話を聞いて帰るだけじゃダメだ! 行動を起こして初めて自分をお店を変える事が出来る、だから行動を起こしなさい!」と事ある毎に言われます。
会員の中にはすでに行動を起こしすばらしい実績を上げられてるお店もあるそうです。
私はまだ具体的な行動が出来てませんが 3年目を迎えチャレンジしてみたいと思ってます。
"自分を変えたい" "お店を元気にしたい"と思っておられるなら皆さんも是非この会に参加してみてはどうですか?お待ちしております。

青年部会に入ってみませんか

山本衣料㈱ 山本 隆司 [2003.04]

三原商工会議所に青年部会が設立され、はや二年が経ちました。初めは手探りだった活動も徐々に軌道に乗ってきた感じがしています。この青年部会の良いところは気軽に参加できる点にあると思います。先ず年会費が一万二千円であること、例会もふたつきに一度、午後七時から九時までで出席しやすいことなどがその理由です。青年部会に設けられている委員会にも自分で選んで所属する事が出来ます。自分の興味ある委員会に所属すればいいのです。複数の委員会に所属しようと思えばそれも可能ですし、他の委員会にオブザーバーとして参加することも自由です。例会や委員会には都合が悪くなれば欠席や遅刻をしても、なんのペナルティーもありません。私がこの青年部会を気に入っているのはそうした自由な雰囲気にあるともいえます。
ただし、この青年部会は単なる仲良しクラブではありません。自分たちの企業の存続や、発展を強く願う同士の集まりなのです。現在の厳しい経済環境の中、老舗と言われている企業や大手の企業までが、どんどん淘汰されています。もはや従来の経営感覚では、時代を乗り切っていけません。しかし、また逆に時代の変革期であるからこそ、大きなチャンスが有るともいえます。
青年部会では、異業種のいろいろな情報に接することも出来ます。また、情報だけでなく、その情報に関する意見も自由に交わされます。今までだったら、気が付かなかったような事、あるいは当りまでだと思っていた事が、実は自分の思い込みに過ぎなかったことに気付かされる事もあります。そのような気付きから、自分の企業の改革に繋がる事もあります。
このように青年部会は、目的意識を持って参加すれば、とても役に立つ部会だと私はおもいます。是非、興味のある方は青年部会を覗いて見てください。いつでも歓迎します。(ただし、青年部会ですから五十才までという年齢制限があります。)

勉強会や活動を通して、多くの会員との交流も出来きます

中平ライフコンサルタント 中平 信康 [2003.03]

早いもので、青年部会設立と同時に入会して2年が過ぎようとしています。
当初は知り合いも少なかったのですが、「異業種交流会」に参加し、三原の商工業の展望や、いろんな業種の経営ノウハウ、経験談などを聞かせてもらい、討論する中で、お互いの仲間意識も強くなり、それぞれの会員との深いつながりも出来てきました。
今、「お客様の声が企業を生かす委員会」に参加していますが、企業として大切な事はお客様からのクレームを真摯に受けとめ、早急に対処するのはもちろんの事ですが、クレームまでには至らない声なき声を早く予見し、現状からより良い環境へ移行するために会社全体の積極的な意識改革を図る事がより重要になってくると思います。 
私自身仕事柄、企業経営者や個人から資産運用や保険に関する相談が多くありますが、目先の事だけを考えず、長期的な目で見た有利な運用の提案を心掛けています。
青年部会での勉強会や活動を通して、多くの会員との交流も出来、また企業人としての社会勉強をさせていただきながら、自分の仕事にも役立てるよう頑張っています。

青年部会に入会し活動をしていくなかで、これらのことを教えてもらった事が自分にプラスになりました

大本生花店 大本 英之 [2003.02]

青年部会に参加してみないかと声をかけてもらい一年がたちました、
最初の内は、どんな活動をするのかと少し不安もありましたが、HP(ホームページ)化委員会や 企業訪問委員会に参加して、ほかの会員の方のお客様や従業員に対する思いを 聞いていく中で、客観的に自分の店の事を考えられるようになりました。
そして、自分が「お客様のため」と思っていた事と、お客様が実際に思っていること が結構違っているなあと気づかされました。
恥ずかしながら、今まで、自分本位にお客様のことを考えていたような気がします。
それには自分の店がどのような価値をお客様へ提供できるかも考えていかなければいけません。今後このギャップをなくしていく努力をしたいと思います。
青年部会に入会し活動をしていくなかで、これらのことを教えてもらった事が自分にプラスになりました。
また、異業種の方たちとの出会う機会が出来たことにも感謝したいと思います。

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