三原商工会議所青年部会(山本隆司会長)では、7月22日(木)
19時より、本所中会議室において月例会を開催、例会行事では、会員の経営感覚の向上を図るため、トータルゲーム(会社ゲーム)(以下:T-G)について勉強を行いました。
講師には、中小企業大学校でもT-G講師を務められている 伊達 護 氏(㈱サービスセンター 常務取締役)を招き、T-Gの進め方について説明をいただきました。
T-Gとは、ゲームボード上にある、材料を購入、製品化したものを市場に販売をするため、1人21回の自由意思と2回の状況変化の中、300円の自己資本をいかに上手に運営するかを訓練するゲームです。
21回の自由意思の手番では、従業員を採用、材料を購入、製品の製造、販売等を行い、状況変化では、縁故採用、倉庫火災、従業員の急な退社などが発生します。そうした中、どのようにすれば経営がうまくできるのかについて施行錯誤を繰返し、23回の順番が回ると、1期が終了します。
期末には、決算処理を行い、自己資本がどのように変化したかを把握します。
部会員メンバーは、講師の説明を聞きながら、2人1組となり実際にゲームを進行しました。
ゲームをする各ペアでは、両者の相乗効果でうまい経営をおこなうペア、自己資本が無くなり銀行借入をするペア、相手同士で市場を奪い合うペア、倒産してしまうペアなどいろいろな状況がおこり、ゲームとはいえ、熱のこもった展開が繰り広げられました。
今後、青年部会ではT-Gの同好会を設置し、随時、同好会内で、T-Gを行う中で、経営感覚を向上させるとともに、部会員間の連携、親睦向上図っていきたいと考えています。
部会員以外の方でも、青年部会の運営、またT-Gご興味のある方は、お気軽にお問合せください。