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新年のご挨拶

会頭 森光孝雅 新春を迎え、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
  平素より、三原商工会議所の事業活動にご支援・ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
  さて、世界中の人類の生命、日常生活、そして経済を翻弄させ続けている新型コロナウイルスは、幾度となく変異・拡大・縮小を繰り返し、まる三年が経過致しました。収束が見通せない状況のなか、市民の皆様や商工業者の皆様におかれましては、今なおご苦労されておられることと拝察いたします。このような困難な状況に拍車をかけるように、昨年はロシアによるウクライナ侵攻が始まり、エネルギー・原材料価格が高騰しました。加えて歴史的な円安、慢性的な人手不足は企業、特に中小企業の経営環境をさらに深刻化させています。

 このように、先行き見通しは予断を許さないものの、商工会議所は本年を感染防止と事業再構築などの中小企業のチャレンジによる社会経済活動をより高い次元で両立させる年として前向きに位置付けております。デジタル化による生産性の向上、創業支援、事業承継など、地域経済ならびにそれを支える事業者の皆様の発展のための取り組みを、伴走型で引き続き全力を尽くしてまいります。

 閉塞感がある中で、市民の皆様に希望を持っていただきたいという思いで、昨年は二年連続で中止になった三原やっさ祭りや花火フェスタを開催しました。また、三原を盛り上げる『広島みはらプリンプロジェクト』も着実に進行中で、中国四国農政局「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」として選定されるとともに「ふるさと自慢コンテスト2022」においては「ふるさとへの想い賞」と「〔共賛企業〕あわえ賞」をW受賞しました。広範で多岐にわたる商工会議所事業でございますが、三原市・関係団体・会員・市民の皆様の力を合わせ、明るい三原の未来のために挑戦を続けてまいる所存です。

 商工会議所会員の皆様、三原市民の皆様におかれましては、従来に増して本所事業活動へのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

  結びに、皆様方の益々のご健勝とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。

  どうか、本年もよろしくお願い申し上げます。

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